スーパーヒーロー映画 Venom: Let There Be Carnage 洋画 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ ブルーレイ Blu-ray BOX
マーベルの人気ダークヒーロー、ヴェノムを描く人気シリーズの完結編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ ブルーレイ Blu-ray BOX』のファイナル予告編で登場が発表された地球外生命体シンビオートの創造主・ヌル。長い白髪で顔は見えず、演じている俳優も公式発表されていない。ヴェノムが恐れるこのキャラクターは、一体何者なのか。原作コミックにおける設定や歴史を踏まえて紹介する。
10月25日~27日の北米映画週末ランキングは、『スーパーヒーロー映画 Venom: Let There Be Carnage 洋画』がNo.1に輝いた。トム・ハーディ主演、ソニー・ピクチャーズ製作による、マーベル・コミック『スパイダーマン』から派生した3部作の完結編だ。しかしながら本作は、海外市場では大ヒット、しかし北米では伸び悩むという興味深い結果を示している。
北米週末興行収入は5100万ドルで、事前の予測値である6500万ドルを大幅に下回った。オープニング興行収入としては、第1作『ヴェノム Blu-ray』(2018年)の8025万ドル、第2作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021年)の9003万ドルに届かず、過去最も低い滑り出しとなっている。
俺たちより最悪 《カーネイジ》覚醒ー
マルチバース、新章開幕へー
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ DVD』(原題:Venom: Let There Be Carnage)は、マーベル・コミックのキャラクター「ヴェノム」をベースにした、2021年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。『ヴェノム』(2018年)の続編であり、「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の2作目。監督はアンディ・サーキス、脚本はケリー・マーセル、トム・ハーディが務め、トム・ハーディ、ウディ・ハレルソン、ミシェル・ウィリアムズらが出演する。コロンビア ピクチャーズとマーベルが共同で製作し、ソニー・ピクチャーズが配給する。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ DVD-BOX』はRotten Tomatoesで批評家スコア37%、観客スコア80%を記録。本シリーズは過去2作も批評家の評価が低く、観客の支持が大きかったため、その傾向は変わらないが、本作は劇場の出口調査に基づくCinemaScoreでは過去最も低い「B-」評価となった。北米における興行収入と観客の反応からは、そもそも『ヴェノム』シリーズの求心力がだんだん落ちていることが想像される。