家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった DVD-BOX 河合優実 坂井真紀 錦戸亮
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった DVD-BOX」
河合優実が連続テレビドラマ初主演を務めた『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の、NHK地上波での放送が最終回を迎えた。「家族の死、障がい、不治の病。どれかひとつでもあれば、どこぞの映画監督が世界を泣かせてくれそうなもの。それ全部、うちの家に起きてますけど」な家族の物語は、大丈夫な人、大丈夫やない人、すべての人を、岸本家一家とともに赤のボルボに乗せた。
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった 河合優実 」
俳優の河合優実さんが主演を務めるNHKの連続ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の第4話が、同局の「ドラマ10」枠(総合、火曜午後10時)で8月13日に放送される。予告には「物足りなかった大学生活」「出会いが七実(河合さん)の心を突き動かす」との文字が映し出されている。
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった 坂井真紀 錦戸亮」
岸本家のメンバーは、河合演じる主人公の七実、車いすユーザーの母・ひとみ(坂井真紀)、ダウン症の草太(吉田葵)、物忘れの症状が進む祖母・芳子(美保純)と、七実が中学生のときに急死した父・耕助(錦戸亮)だ。全身黒のコーディネートでまとめた一家が、ボルちゃんこと赤のボルボに乗り込むところからスタートした第1話の冒頭につながった最終話。父の急死によって、一度は手放されていたボルちゃんだったが、作家として成功した七実が買い戻し、母・ひとみが運転できる仕様に。一家はボルちゃんに乗って耕助の墓参りに行った。
家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった DVD-BOX 河合優実 坂井真紀 錦戸亮
七実(河合さん)、ひとみ(坂井真紀さん)、草太(吉田葵さん)が沖縄を満喫して帰って来た。芳子(美保純さん)も1人の時間を楽しんだようだ。
だけど、帰って来た七実は、燃え尽きぎみ。気乗りしないまま向かった大学で、学生起業家・首藤颯斗(丸山晴生さん)と出会う。運命を感じる七実。一方、持ち前の人当たりの良さで病院で大人気のひとみは、ちょっぴり自信喪失。夫・耕助(錦戸亮さん)や草太との思い出を振り返る。
河合は、パワーがどこに向かうか分からない、少々あぶなっかしさを感じさせる、誉められることが大好きな七実を、絶妙なコメディセンスを発揮して演じ切った。また、父に投げた言葉に自分自身が傷つき続け、母の病気や、日々に悩んだり、苦しみ、「大丈夫やない!」と叫ぶ、心の痛みをこちらに体感させた。