アンチヒーロー Blu-ray BOX 長谷川博己 北村匠海 大島優子 藤木直人
6月16日に最終回を迎えたTBS系日曜劇場『アンチヒーロー』で、主人公の法律事務所に勤めるパラリーガル・白木凛役を好演し、話題を呼んだ大島優子。7月13日より放送スタートの日本テレビ系ドラマ『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』にも出演することが決まっており、女優として存在感を発揮している。本記事では、そんな彼女の『アンチヒーロー』での活躍を振り返りつつ、新ドラマの見どころも紹介したい。
かつてAKB48メンバーとして人気を博し、現在は女優として活躍している大島。昨年1月には第1子の出産も発表した彼女だが、そんな彼女の産後の復帰作となったのが日曜劇場『アンチヒーロー』だ。同作は、長谷川博己が演じる“殺人犯をも無罪にしてしまう”アンチな弁護士・明墨正樹を通し、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける逆転パラドックスエンターテインメント。大島は明墨の法律事務所を陰で支えるパラリーガル・白木凛を演じた。
俳優の長谷川博己さんが主演を務めた、TBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」は、先週6月16日に最終回を迎えた。糸井一家殺人事件で犯人とされた死刑囚・志水(緒形直人さん)の冤罪(えんざい)を巡るストーリーは大団円となったが、真犯人は見つかっていない。そのほか、続編を予感させる“未回収”のネタをまとめた。
『アンチヒーロー』
ドラマは「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨(あきずみ、長谷川さん)を通して、視聴者に「正義とは何か?」を問い掛ける“逆転パラドックスエンターテインメント”。脚本は4人の脚本家によるオリジナル。
最終回では、12年前の糸井一家殺人事件の再審請求が通り、死刑判決が下っていた志水の冤罪は確定的となった。釈放された志水は、拘置所の外で待っていた娘の紗耶(近藤華さん)と抱き合って再会を喜び、視聴者の涙を誘った。
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作中では、個性の強いメンバーの中和剤のようにバランスを取れる存在として、明るく陽気に振る舞っていた白木。しかし、最終回を目前に控えた第9話では、明墨が突然逮捕されてしまうという衝撃の展開となった後、彼女が敵と接触していたことが判明。さらに明墨が拘束されたことを伝えられた際には、「当然の報いだと思いますけど」と言い放ち、これまでの印象とはガラリと異なる冷たい一面を見せて視聴者を驚かせていた。だが最終回では、この行動は明墨からの指示によるもので、やはり彼女は味方だったと明らかになり、SNSでは、「大島優子さんの演技、引き込まれました」「9話、最終回と 別人の白木さんの演技に魅了されました」など、大島の演技への称賛が相次いでいた。なお、大島は、最終回放送後に更新した自身のInstagramの投稿で、主演の長谷川の芝居に対する姿勢などから刺激を受けたことも明かしており、そうした出会いなども含め、彼女の女優としてのさらなる飛躍に繋がったと言えそうだ。