ダーク・マター Blu-ray BOX 日本語吹き替え版 SFドラマ Dark Matter ジョエル・エドガートン
Apple TV+オリジナルのSFドラマ「ダーク・マター」が、5月8日より配信される。
【画像】SFドラマ「ダーク・マター」で主人公を演じるジョエル・エドガートン
ブレイク・クラウチによる同名ベストセラー小説をもとにした本作では、物理学者ジェイソン・デスセンが、ある日突然“自分が選ばなかった人生”の世界に連れ去られたことから物語が展開される。家族がいるもとの世界に帰るため、未知の領域である“ダーク・マター”に挑むジェイソンだったが、彼の前にもう1人の自分が立ちはだかる。
「スター・ウォーズ」シリーズのジョエル・エドガートンがジェイソンを演じたほか、「トップガン マーヴェリック」のジェニファー・コネリー、「ドミノ」のアリシー・ブラガ、「Pachinko パチンコ」のジミ・シンプソンがキャストに名を連ねている。ジェイコブ・ヴァーブリューゲンらが監督を担った。
スポーツ選手を演じるため体作りをする俳優は少なくないが、なかでも筋肉質なボクサー役は説得力のある体作りが必須になりつつある。ボクシング映画は『ボディ・アンド・ソウル』(47)や『傷だらけの栄光』(56)など古くから数多くの名作が生みだされてきたが、リアルな肉体改造に拍車をかけた名作が『レイジング・ブル』(80)だ。本作は徹底した役作りで知られるロバート・デ・ニーロが、元ミドル級世界チャンピオンのジェイク・ラモッタを演じた伝記映画だ。
ダーク・マター Blu-ray BOX 日本語吹き替え版 SFドラマ Dark Matter ジョエル・エドガートン
盟友マーティン・スコセッシ監督による同作で、デ・ニーロは筋骨隆々のマッチョなボディに肉体改造。眉を短く剃って破天荒なラモッタを熱演し、『ゴッドファーザーPARTII』(74)の助演男優賞に続いてアカデミー賞主演男優賞に輝いた。鋭い眼光とニックネーム“レイジング・ブル(怒れる牡牛)”通りのブルファイトだけでも十分のカメレオンぶりだが、デ・ニーロは引退後のラモッタを演じるにあたって体重を約30kg増量。二重顎に、シャツのボタンが弾けそうなでっぷりボディを披露して話題を呼んだ。
「ダーク・マター Dark Matter ジョエル・エドガートン」
アントワン・フークア監督の『サウスポー』(15)は、どん底に落ちたチャンピオンの再生の物語。トリッキーなケンカ屋ボクサー、ビリー・“ザ・グレート”・ホープをジェイク・ギレンホールが演じている。賞レースを賑わしてきたギレンホールは数々のアクション映画でも活躍しているが、今作で演じるのはヘビー級ボクサー。筋肉ではち切れそうな肉体は、ボクシングやウェイトトレーニングのほかに週6日、6か月間にわたって腹筋1000回、ランニング10kmをこなし作り上げたという。フークアらしい凝った映像も手伝って、迫真の試合シーンが味わえる。